『東宝怪獣コレクション』のフィギュアは、実際にどのくらいの大きさなのか気になっている方へ。
隔週刊『東宝怪獣コレクション』は、歴代のゴジラや東宝怪獣を1/700の統一スケールで集められるフィギュアシリーズです。
すべて同じ縮尺で再現されているため、昭和・平成・令和の怪獣を並べると、作品ごとの設定身長や体格の違いを比較できます。
この記事では、1/700スケールの計算方法、ゴジラや大型怪獣のおおよそのサイズ、飾る際に必要なスペース、ディスプレイケースの選び方を紹介します。
この記事でわかること
- 1/700スケールの意味と計算方法
- 歴代ゴジラのおおよそのフィギュアサイズ
- キングギドラなど大型怪獣を飾る際の注意点
- ディスプレイケースの選び方
- 全100号を集める場合に必要な収納スペース
東宝怪獣コレクションの1/700スケールとは?
実際の設定サイズを700分の1にした縮尺
1/700スケールとは、実物や劇中設定上の大きさを700分の1に縮小したサイズを表します。
例えば、設定身長70mの怪獣を1/700スケールにすると、単純計算では約10cmです。
70m=7,000cm÷700=10cm
設定身長100mの怪獣であれば、1/700スケールでは約14.3cmになります。
100m=10,000cm÷700=約14.3cm
ただし、フィギュアの実際の高さは、怪獣の姿勢、頭の角度、尻尾や翼の向きなどによって変わります。
怪獣の大きさを比較できるのが魅力
『東宝怪獣コレクション』では、作品に登場する怪獣の設定上の大きさを基準に、1/700スケールで立体化しています。
そのため、異なる作品に登場したゴジラや怪獣を並べると、体格や身長の違いが分かりやすくなります。
昭和のゴジラには設定身長50mのものが多い一方、平成以降は80mや100mを超えるゴジラも登場します。
フィギュアを年代順に並べることで、映画の舞台となる都市の変化とともに、ゴジラが大型化していった様子も楽しめます。
1/700スケールが採用された理由
1/700スケールは、怪獣の大きさの違いを表現しながら、家庭でも飾りやすいサイズに抑えられる縮尺です。
これより大きな縮尺では、大型怪獣の翼や尻尾が広いスペースを占め、60体以上を一緒に飾ることが難しくなります。
一方、縮尺を小さくしすぎると、皮膚やうろこ、背びれなどの細かな造形を表現しにくくなります。
1/700は、造形の細かさとコレクションのしやすさを両立しやすいサイズといえるでしょう。
艦船模型や建物模型とも組み合わせやすい
1/700は、艦船模型で広く使われている縮尺でもあります。
同じ縮尺の船や建物、道路などを組み合わせれば、東宝怪獣映画をイメージしたジオラマを作れます。
国会議事堂やビルなどの1/700ディスプレイ模型と怪獣を並べると、怪獣の巨大さをより分かりやすく表現できます。
1/700スケールでは何cmになる?
設定身長別の大きさ早見表
怪獣の設定身長をもとに、1/700スケールでのおおよその高さを計算すると次のようになります。
| 劇中での設定身長 | 1/700でのおおよその高さ |
|---|---|
| 30m | 約4.3cm |
| 50m | 約7.1cm |
| 60m | 約8.6cm |
| 70m | 約10cm |
| 80m | 約11.4cm |
| 100m | 約14.3cm |
| 118.5m | 約16.9cm |
| 120m | 約17.1cm |
この表は設定身長を単純に700分の1にした目安です。
前傾姿勢の怪獣や翼を広げた怪獣、四足歩行の怪獣などは、実際のフィギュアの高さ・幅・奥行きが表の数値と異なります。
ゴジラ(1954)は約7cmが目安
初代ゴジラであるゴジラ(1954)は、劇中設定身長が50mです。
単純計算では、1/700スケールで約7.1cmになります。
高さだけを見るとコンパクトですが、太い脚や長い尻尾、背びれがあるため、展示には高さ以上の奥行きが必要です。
ゴジラ(1984)は約11cmが目安
ゴジラ(1984)は、劇中設定身長が80mです。
1/700スケールにすると、単純計算では約11.4cmになります。
創刊号に付属するフィギュアで、昭和初期の50m級ゴジラと並べると、設定上の身長差を確認できます。
100m級のゴジラは約14cmが目安
設定身長100mのゴジラは、1/700スケールでは約14.3cmです。
平成VSシリーズなどの大型化したゴジラは、50m級の昭和ゴジラと比べて、およそ2倍の高さになります。
同じゴジラでも、作品の年代によってフィギュアサイズが大きく異なる点が、統一スケールシリーズならではの魅力です。
ゴジラ(2016)第4形態は約17cmが目安
『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ(2016)第4形態は、設定身長118.5mです。
1/700スケールでは、単純計算で約16.9cmになります。
背びれや長い尻尾も特徴的なため、実際に飾る際は高さだけでなく奥行きも確認する必要があります。
東宝怪獣フィギュアの大きさは怪獣ごとに異なる
昭和・平成・令和でゴジラのサイズが違う
『東宝怪獣コレクション』では、すべてのゴジラが同じ高さに作られているわけではありません。
映画ごとに設定された身長を基準にしているため、昭和のゴジラと平成・令和のゴジラではフィギュアの大きさが異なります。
年代順に並べれば、ゴジラの姿だけでなく、大きさの変化も一目で比較できます。
キングギドラは横幅と奥行きにも注意
キングギドラは、3本の首と2枚の大きな翼、長い尻尾を持つ怪獣です。
直立するゴジラとは異なり、高さだけでは必要な展示スペースを判断できません。
翼を広げた横幅と、首や尻尾を含めた奥行きも考えてケースを選ぶ必要があります。
キングギドラだけを飾る場合でも、フィギュア本体より余裕のあるケースを用意したほうが安心です。
モスラやラドンは翼の幅を確認する
モスラ成虫やラドン、バトラ成虫など、翼を持つ怪獣は横幅が大きくなります。
高さが低く見えても、翼を左右に広げるため、複数体を同じ棚に並べるとスペースを取りやすい点に注意しましょう。
翼の先端は細く、接触によって傷んだり曲がったりする可能性もあるため、隣のフィギュアとの間隔を空けて飾ると安心です。
ビオランテは広い設置面が必要
ビオランテ植獣のように横方向へ大きく広がる怪獣は、直立型のゴジラより広い設置面が必要です。
頭部や胴体だけでなく、触手や植物状のパーツを含めた横幅と奥行きを確認しましょう。
大型怪獣は複数号に分かれてパーツが付属するため、完成前に展示場所を決めておくと安心です。
大型怪獣は複数号で完成する
キングギドラ、ゴジラ(2016)第4形態、デストロイア完全体、ビオランテ植獣などの大型フィギュアは、複数号に分けてパーツが付属します。
1号分だけでは完成しないため、欲しい怪獣だけを購入する場合は、完成に必要な号をすべて確認してください。
完成後の大きさだけでなく、組み立て前のパーツや冊子を保管するスペースも必要です。
東宝怪獣コレクションの飾り方
まず怪獣の高さ・横幅・奥行きを測る
ディスプレイケースを購入する前に、飾りたい怪獣の高さ、横幅、奥行きを測りましょう。
特に注意したいのは、翼、尻尾、角、背びれなど、胴体から大きく張り出した部分です。
ケースの内寸がフィギュアとほぼ同じだと、出し入れする際にパーツをぶつける可能性があります。
実際のフィギュアサイズより、上下左右と奥行きに数cm程度の余裕を持たせると扱いやすくなります。
少数を飾るならアクリルケース
数体だけを飾る場合は、透明なアクリルケースが使いやすいでしょう。
軽量で移動させやすく、ほこりや接触からフィギュアを保護できます。
ゴジラのような直立型の怪獣だけを飾る場合は比較的コンパクトなケースでも収まります。
キングギドラやモスラ成虫を飾る場合は、横幅と奥行きに余裕のあるケースを選んでください。
多数を飾るならガラス棚やキャビネット
シリーズを継続して集める場合は、棚板を調整できるガラス棚やディスプレイキャビネットが便利です。
ゴジラなどの直立型、モスラなどの飛行型、ビオランテなど横に広がる怪獣を、棚ごとに分けて配置できます。
全100号では60体以上が予定されているため、最初から少し余裕のある収納を用意すると、後から棚を買い足す手間を減らせます。
公式の専用ディスプレイキャビネットもある
デアゴスティーニでは、『東宝怪獣コレクション』専用のディスプレイキャビネットも販売されています。
公式キャビネットの外寸は、幅500mm、奥行424mm、扉を含む奥行438mm、高さ730mmです。
側面にはUVカット仕様のアクリル板が使われ、棚板も付属しています。
ただし、すべての怪獣を1台に収められるとは限らないため、手持ちのフィギュア数や飾り方に合わせて検討しましょう。
年代別に並べる
歴代ゴジラを年代順に並べると、顔つき、体形、背びれ、設定身長の変化を比較できます。
昭和、平成VS、ミレニアム、2016年以降というように棚を分けると、作品の時代が分かりやすくなります。
同じゴジラを中心に集めたい方にも向いている飾り方です。
映画の対決ごとに並べる
同じ作品に登場した怪獣を組み合わせ、映画の対決をイメージして飾る方法もあります。
- ゴジラとキングギドラ
- ゴジラとメカゴジラ
- ゴジラとモスラ
- ゴジラとデストロイア
- ゴジラとビオランテ
- ゴジラとメガロ・ジェットジャガー
作品ごとに区切ることで、映画を見たときの雰囲気を再現しやすくなります。
1/700の建物や艦船と組み合わせる
1/700スケールの建物や艦船模型を配置すると、怪獣の巨大さをより感じられる展示になります。
国会議事堂やビル、道路などを怪獣の足元に置けば、東宝特撮映画をイメージしたジオラマを作れます。
同じ縮尺の模型を選ぶことで、怪獣と建物の大きさの関係も自然に表現できます。
フィギュアをきれいに保管する方法
ほこりを防ぐ
怪獣フィギュアは表面に細かな凹凸が多く、皮膚やうろこの間にほこりが入りやすい形状です。
長期間飾る場合は、扉付きの棚やアクリルケースを使用すると手入れがしやすくなります。
ほこりを取る際は、柔らかいブラシやブロワーなどを使用し、細い角や翼に強い力をかけないようにしましょう。
直射日光を避ける
直射日光が長時間当たる場所では、フィギュアの塗装が変色したり、素材が劣化したりする可能性があります。
窓際を避け、日光が直接当たらない場所にケースを設置しましょう。
窓の近くに置く場合は、カーテンやUVカット仕様のケースを利用すると安心です。
高温多湿な場所を避ける
フィギュアの素材にはPVCが使用されています。
高温多湿な場所で長期間保管すると、べたつきや変形などにつながる可能性があります。
暖房器具の近く、直射日光が当たる棚、湿気の多い収納場所は避けましょう。
怪獣同士を接触させない
多くの怪獣を隙間なく並べると、翼や尻尾、角などが隣のフィギュアに接触することがあります。
塗装移りや細いパーツの破損を防ぐため、怪獣同士の間に余裕を持たせてください。
大型怪獣は単独の棚に飾る方法もおすすめです。
全100号を集める場合に必要なスペース
60体以上を飾る予定で考える
『東宝怪獣コレクション』は全100号で、60体以上のフィギュアが登場する予定です。
1体ずつは比較的コンパクトでも、すべてを並べると広い展示スペースが必要になります。
また、キングギドラやモスラ成虫など、横幅の大きな怪獣が含まれるため、単純に60体分の小さな区画を用意すればよいわけではありません。
怪獣の形に合わせて棚を分ける
収納効率を高めるには、怪獣の形や大きさに合わせて棚を分ける方法が向いています。
- 直立型:歴代ゴジラ、メカゴジラ、ジェットジャガーなど
- 飛行型:キングギドラ、モスラ、ラドン、バトラなど
- 横長型:ビオランテ、モスラ幼虫、マンダなど
- 小型:ミニラなど
棚板の高さを調整できるキャビネットなら、怪獣の大きさに合わせて無駄な空間を減らせます。
未完成パーツとマガジンの収納も必要
大型怪獣は複数号にわたってパーツが付属するため、完成まで一時的にパーツを保管する必要があります。
号数ごとに袋や箱へ分けておくと、細かな部品の紛失を防ぎやすくなります。
付属マガジンも全100冊になる予定なので、フィギュアとは別に本棚やマガジンケースを用意しましょう。
まとめ|1/700スケールは怪獣の大きさを比較できる
『東宝怪獣コレクション』は、歴代のゴジラや東宝怪獣を1/700の統一スケールで集められるシリーズです。
設定身長50mの怪獣は約7.1cm、80mなら約11.4cm、100mなら約14.3cm、118.5mなら約16.9cmが単純計算上の目安となります。
ただし、実際のフィギュアサイズは、姿勢、翼、尻尾、角などによって高さ・横幅・奥行きが変わります。
特にキングギドラ、モスラ、ビオランテなどを飾る場合は、高さだけでなく横幅と奥行きを確認してください。
少数ならアクリルケース、多数を集めるなら棚板を調整できるキャビネットが便利です。
1/700の建物や艦船模型を組み合わせれば、怪獣の巨大さを感じられるジオラマとしても楽しめます。
